# Haiku 5.5移行の400エラーと長文課金の落とし穴

> Haiku 5.5は入力$0.10・出力$0.50（100Kトークン以下）から使える小型モデルです。Haiku 4.5からの移行で壊れる設定と、長文で単価が5倍になる課金の仕組みを整理します。

- Canonical: https://kuucorp.com/blog/claude-haiku-5-5-migration-tiered-pricing-smb/
- Date: 2026-10-13
- Last modified: 2026-10-13
- Publisher: Kuu株式会社 (https://kuucorp.com)

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分類や抽出を安いHaiku 4.5で回している中小企業は、モデルIDを書き換えるだけでは動かなくなります。Haiku 5.5では、従来通りの設定が400エラーを返します。さらに料金はプロンプトの長さで単価が変わります。移行前に押さえる点を整理します。

## Claude Haiku 5.5とは何か

> Haiku 5.5は2026年10月7日公開の小型モデルで、分類・抽出・ルーティング向けです。モデルIDは`claude-haiku-5-5`です。

公式のモデル一覧では、コンテキストは1Mトークン、最大出力は128Kトークン、思考はadaptive（effortの既定値は`medium`）です。リタイアは2027年10月7日より前にはならないとされています。

中位のSonnet 5.5は入力$2・出力$10、Opus 5.5は入力$4・出力$20です。大量処理を安く回す層として位置づけられており、選定の考え方は[中小企業のClaudeモデル選定](/blog/claude-model-selection-smb-starting-point/)も参照してください。

## Haiku 4.5からの移行で何が壊れるのか

> 手動の思考設定、temperature系、prefillの3つは、Haiku 5.5で400エラーになります。移行の前に洗い出してください。

移行ガイドが挙げる主な変更は次のとおりです。

1. `thinking: {"type": "enabled", "budget_tokens": N}`は400になる。`{"type": "adaptive"}`に変え、思考量は`output_config.effort`で調整する
2. `temperature`・`top_p`・`top_k`は削除する。指定するなら`temperature`は1、`top_p`は0.99のみ許される
3. 最後のメッセージをassistantにするprefillは400になる。出力形式の固定には構造化出力を使う
4. 応答が`thinking`ブロックから始まりうる。先頭ブロックを回答とみなさず、`type`で選ぶ
5. Computer Useの`computer_20250124`は400になる。Claude APIでは`computer_toolset_20260801`へ移す

Priority TierもHaiku 5.5では未対応です。Haiku 4.5で枠を契約している場合は、容量を別途検討してください。Claude Code向けの`/claude-api migrate`でも、IDの置換と破壊的変更の洗い出しができます。

## 料金は何が変わるのか

> Haiku 5.5はプロンプトが100,000トークンを超えると、入力$0.50・出力$2.50に上がります。以下なら入力$0.10・出力$0.50です。

公式の料金表では、100Kトークン以下が入力$0.10・出力$0.50、超えると入力$0.50・出力$2.50です。単価は入力で5倍です。判定はリクエスト単位で、キャッシュ読み取りも入力トークンに数えます。一部がキャッシュヒットでも、超えたリクエストは高い単価になります。

Sonnet 5.5を含む4.6以降の他モデルは、1Mトークン全体が標準単価です。長文を毎回投げる用途では、Haiku 5.5が割高になる場合があります。

試算で見落としやすい点もあります。

- 新トークナイザーにより、同じ文章で約30%多くトークンが数えられる
- 過去ターンの思考ブロックも入力に残る
- 大きな画像は高解像度の階層になり、2,000×1,500pxで約2.5倍の視覚トークンを使う

`claude-haiku-5-5`で[トークン事前カウント](/blog/claude-token-counting-api-preflight-cost-design/)を取り直し、`max_tokens`も見直してください。

## 移行はどの順で進めるべきか

> 移行は、設定の修正、トークン再計測、品質比較の順に進めます。最後に本番へ切り替えます。

1. 全リクエストから`temperature`系とprefillを外し、`thinking`をadaptiveにする
2. 代表的な業務データでトークン数と月額を再計算する。100Kトークンに近い入力は分割を検討する
3. 既存のHaiku 4.5と同じ評価データで精度を比べる
4. `stop_reason: "refusal"`の処理を入れる。Haiku 5.5にはサーバー側のフォールバックがない
5. 問題がなければ切り替える

大量の定型処理は[バッチAPI](/blog/claude-batch-api-cost-reduction-smb/)で50%引きにできます。Haiku 5.5のバッチ単価は、100Kトークン以下で入力$0.05・出力$0.25です。旧モデルの扱いは[非推奨化への備え](/blog/claude-model-deprecation-lifecycle-migration-smb/)にまとめています。移行の段取りは[Kuuの運用管理サービス](https://kuucorp.com/services/ai-ops/)でも支援しています。

## 参考

- [Claude Haiku 5.5 migration guide — Claude Platform Docs](https://platform.claude.com/docs/en/models/haiku-5-5/migration-guide)
- [Pricing — Claude Platform Docs](https://platform.claude.com/docs/en/about-claude/pricing)
- [Models overview — Claude Platform Docs](https://platform.claude.com/docs/en/models/overview)

## まとめ

> Haiku 5.5の移行は、400エラーの解消と、100Kトークン境界の課金確認の2点が要です。

IDの置換だけで済ませず、設定の修正とトークン再計測を先に行ってください。移行計画の相談は、Kuuにお寄せください。
