# 生成AI社内規程のひな形——コピーして使える条文例と業種別カスタマイズガイド

> 生成AI社内規程のひな形（条文例）を解説。ChatGPT・Claude等の業務利用に対応したコピー可能な条文例と、製造・医療・士業向けカスタマイズポイントを紹介します。

- Canonical: https://kuucorp.com/blog/generative-ai-internal-policy-guide/
- Date: 2026-05-26
- Last modified: 2026-05-26
- Publisher: Kuu株式会社 (https://kuucorp.com)

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「生成AI社内規程を整備せよ」と指示されたが、条文のひな形がどこにもない。法務担当も「AI規程は前例がない」と困惑し、IT担当が作ろうとしても文言が決まらないまま数週間が過ぎる——そんな状況は珍しくない。

この記事では、中小企業がそのまま流用できる条文例のひな形と、製造業・医療機関・士業事務所への業種別カスタマイズポイントを解説する。[生成AI利用規程に含める7条項](/blog/ai-usage-policy-template-sme/)を既に把握している場合は、この記事の条文例で具体的な文言を補完してほしい。

## ひな形を使う前に決める3つの前提事項

> 生成AI社内規程のひな形を使う前に、適用範囲・対象サービス・責任者の3点を確認し、条文の空欄を埋める手順で整備を進める。

ひな形はあくまで出発点だ。条文の空欄に自社の情報を埋める前に、以下の3点を担当者間で合意する。

**①適用範囲**: 全従業員・正社員のみ・特定部門のみ——対象範囲で条文の表現が変わる。中小企業では「全従業員（派遣・業務委託含む）」として一本化する企業が多い。外部委託先が自社の生成AI環境を使う場合は、業務委託契約でも遵守を義務付ける条項を設ける。

**②対象AIサービス**: ChatGPT（どのプラン？）・Claude for Work・Microsoft Copilot——会社として業務利用を認めるサービスをプランまで特定して列挙する。プランを明示しないと個人アカウントと混同される原因になる。承認済みサービスの一覧は第2条に落とし込む。

**③運用責任者**: 規程の改定権限・違反の判断・インシデント対応の窓口を担う担当者を決める。「情報管理責任者」のような役職を設けるか、既存のIT担当者に権限を付与するかを規程に明記することで、発生時の対応が迷走しなくなる。

## コピーして使える条文例（5か条）

> 生成AI社内規程の条文例は禁止事項・承認ツール・検証義務・インシデント対応・改定の5か条で構成するのが中小企業の標準だ。

以下の条文例を自社の状況に合わせて編集して使用する。【　】の部分は自社情報で置き換える。

### 第1条（禁止入力情報）

```
従業員は以下の情報を生成AIサービスに入力してはならない。
（1）個人情報（氏名・住所・電話番号・マイナンバー・顔写真等）
（2）顧客の非公開情報（取引条件・未発表の契約内容・価格情報）
（3）未公開の財務情報（決算前の数値・M&A検討内容等）
（4）【自社業種固有の機密情報（下記「業種別カスタマイズ」参照）】
```

### 第2条（承認済みサービス）

```
業務利用を認める生成AIサービスは以下に限る。
・【ChatGPT Team（法人契約版）】
・【Claude for Work】
・【Microsoft Copilot for M365】
上記以外のサービスの業務利用を禁止する。
新たなサービスの追加は第5条の承認手続きによる。
```

### 第3条（出力の確認義務）

```
生成AIの出力を社外文書・メール・報告書に使用する場合、
担当者は送付前に以下を確認する義務を負う。
（1）事実関係の正確性（ハルシネーションの有無）
（2）個人情報・機密情報が含まれていないこと
（3）第三者の著作物への類似がないこと
```

### 第4条（インシデント報告）

```
禁止入力情報を誤って送信した場合、発覚後24時間以内に
【情報管理責任者（氏名または役職）】に報告する。
報告内容：使用サービス名・入力した情報の種類・発生日時
報告を行った従業員は本件に起因する不利益を受けない。
```

### 第5条（改定手続き）

```
本規程は【四半期 ／ 半年 ／ 年1回】の頻度で改定を行う。
改定権限者：【情報管理責任者（氏名または役職）】
改定内容は改定後5営業日以内に全従業員に周知する。
```

## 業種別カスタマイズポイント

> 製造・医療・士業の3業種は取り扱う情報の性質が異なるため、禁止入力情報の定義を業種特性に合わせて修正することが必須だ。

### 製造業

製造業では「図面・仕様書・材料配合比率」「下請けへの発注価格」「未発表の製品企画」を第1条の（4）に追加する。品質管理データに個人情報が混在していることがあるため、「記録データの入力前に個人情報を除外する」手順を運用ルールに付記するとよい。

### 医療・クリニック

患者の診療情報・処方内容はすべて要配慮個人情報であり、生成AIへの入力は原則禁止とする。使用できる場面を「匿名化した症例をもとにした文書作成補助に限定する」と明記して用途を絞る。[医療機関のAI導入コンプライアンス](/blog/medical-healthcare-ai-compliance/)も合わせて参照してほしい。

### 士業事務所

弁護士・税理士・社労士は守秘義務を負うため、「依頼人名・事件番号・顧問先の財務情報・労務データ」を第1条に明示する。業界団体のガイドラインが改訂された場合を第5条の改定トリガーとして「業界ガイドライン更新時は都度見直す」と追記することで形骸化を防げる。

Kuu株式会社では、[AIエージェントガバナンス支援](https://kuucorp.com/services/ai-ops/)として社内規程ひな形の業種別カスタマイズから、従業員への周知・定着支援まで一貫して提供している。

## まとめ

生成AI社内規程のひな形は、禁止入力情報・承認済みサービス・出力確認義務・インシデント報告・改定手続きの5か条で構成し、【　】の空欄を自社情報で埋めるだけで最低限の規程が完成する。

業種ごとに禁止情報の範囲が異なるため、製造・医療・士業はそれぞれ第1条を中心に調整が必要だ。規程策定の後は、[エージェントガバナンス](/glossary/agent-governance/)の体制整備を次のステップとして検討してほしい。まずは[無料相談](https://kuucorp.com/services/ai-ops/)から現状を共有してほしい。
