# 眼鏡店・コンタクトレンズ店の検眼記録管理をAIエージェントに——高度管理医療機器販売業の帳簿作成をこう支える

> コンタクトレンズは薬機法上の高度管理医療機器。検眼記録・受診確認・販売管理台帳の作成をAIエージェントがどう補助できるかを整理した活用イメージ。

- Canonical: https://kuucorp.com/case/eyewear-contact-lens-shop-agent/
- Date: 2026-10-01
- Last modified: 2026-10-01
- Publisher: Kuu株式会社 (https://kuucorp.com)

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> コンタクトレンズ販売は検眼記録と法定帳簿の両方を抱える業務で、AIエージェントが整理役を担いやすい領域です。本ページは公開情報をもとに「こういう使い方もできる」という活用イメージを編集部が構成したものです。

## ① 最新情報の調査：コンタクトレンズ販売でいま何が起きているか

> コンタクトレンズは薬機法で高度管理医療機器に指定され、販売には営業所ごとの許可と販売管理者の設置が必須です。

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律（薬機法）により、コンタクトレンズ（カラーコンタクトレンズを含む）は「高度管理医療機器」に分類されています。販売するには営業所ごとに都道府県知事の高度管理医療機器等販売業の許可を受け、販売管理者を設置しなければなりません。

厚生労働省は平成29年の通知（薬生発0926第5号）で、販売事業者に対し購入者の医療機関（眼科）受診状況の確認と、未受診の場合は健康被害のリスクと受診勧奨について情報提供を徹底するよう求めています。同省のリーフレットでも、手入れの不良や長時間装用による角膜炎・角膜潰瘍などの重篤な眼障害が報告され続けていること、自覚症状がなくても眼科医の指示する定期検査を受けることの重要性が繰り返し強調されています。

販売側の帳簿管理も法定事項です。薬機法施行規則第164条に基づく営業所の管理に関する帳簿は最終記載日から6年間、医療機器の譲受・譲渡記録は記載の日から3年間の保存が求められ、保存期間が異なる2種類の記録を並行して管理する必要があります。

## ② 需要の特定：なぜ記録管理と期限把握が詰まるのか

眼鏡店・コンタクトレンズ販売店の現場で記録業務がボトルネックになりやすいのには、構造的な理由があります。

- **記録の分散**: 購入者ごとの受診確認・情報提供記録が紙の台帳、会員カード、レジシステムのメモ欄などに分散し、行政の立入検査や自主点検のたびに突合する負担が大きい
- **保存期間の異なる帳簿の並行管理**: 営業所管理帳簿（6年保存）と医療機器譲受譲渡記録（3年保存）を別々の起点で管理する必要があり、記載・保存のタイミングが店舗スタッフの手作業・記憶に依存しやすい
- **定期検査フォローの属人化**: 「自覚症状がなくても定期検査を」という厚労省の呼びかけを購入者に伝える役割が、来店時の口頭説明だけに留まりやすく、次回検眼・再来店のタイミングを仕組みとして追いかけられていない店舗が多い

これらの作業は販売管理者やベテランスタッフに集中しやすく、店舗数・購入者数が増えるほど記載漏れと期限超過のリスクが積み上がります。記録の整理・期限の把握は情報が既に保有されている定型作業である一方、視力測定の結果判定や処方の医学的判断は専門性の高い別の業務であり、両者を切り分けて考える必要があります。

## ③ 用途の考案：実装イメージ

| ステップ | 担当 | 内容 |
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| 1 | データ収集 | 来店時の検眼結果・購入者情報・受診確認の回答をスタッフが入力、または紙台帳をスキャン |
| 2 | 整理エージェント | AI-OCRで紙の購入者台帳・会員カードを読み取り、受診確認・情報提供記録を構造化データへ整理 |
| 3 | 期限管理エージェント | 営業所管理帳簿（6年）・譲受譲渡記録（3年）の保存期限と記載事項をチェックリストと照合し、記載漏れ・期限接近の帳簿を自動リストアップ |
| 4 | フォローエージェント | 前回検眼・購入日から定期検査の推奨タイミング（目安）が近い購入者を抽出し、来店案内文のドラフトを生成 |
| 5 | 人間（販売管理者・眼科医） | 視力測定結果の最終確認・処方の医学的判断・帳簿記載内容の確定 |

AIエージェントの役割は「記録整理・期限管理とドラフト生成の補助」に限定します。視力測定の結果をどう判定し、どの度数のレンズを処方するかという医学的判断は眼科医・視能訓練士の専管業務であり、薬機法上もAIが代替できるものではありません。販売管理者が担う帳簿の最終確認・記載責任も変わりません。技術的・医学的判断の位置づけを保ちながら、記録整理と期限管理の工数だけを圧縮するアプローチです。

## ④ 設計・運用のポイント

- **2種類の保存期間を明確に分けて管理する**: 営業所管理帳簿（最終記載日から6年）と医療機器譲受譲渡記録（記載日から3年）は起点も期間も異なるため、AIエージェントが扱う期限計算のロジックを帳簿の種類ごとに分ける
- **受診確認記録の欠落を優先的に検出する**: 厚労省通知が求める「購入者の医療機関受診確認・情報提供」の記録がない購入者を優先的にリストアップし、販売管理者が確認・補完できる状態にする
- **販売管理者の確認を必須ワークフローにする**: AIが生成した帳簿ドラフトや案内文には記載誤りのリスクが残るため、「AIドラフト→販売管理者による確認→帳簿確定・送付」の流れを崩さない
- **小さく始める**: まず受診確認記録の欠落リストアップから導入し、運用が安定した段階で帳簿期限管理・定期検査案内まで対象を広げる
